
こんにちは、ゆうです。私達は40代でのFIRE(セミリタイア )を目標に外資系勤務夫と国際線CA妻の共働きで得た収入を月40万投資中です。
当ブログではFIREを達成するために必要なお金に関する情報を配信しています。
今回のテーマは”資産額2000万でのFIRE(セミリタイア )は可能なのか?について”です。
✔️資産額2000万でFIRE(セミリタイア )の可否
✔️資産額2000万でFIRE(セミリタイア )する方法

前回資産額”資産額1000万でのFIRE(セミリタイア )は可能なのか?について”ボクの目指している生活水準は資産額1000万では難しいという事が分かりました!では2000万ならどうなんでしょう

今回はこの質問についてセミリタイア を目標としている私達夫婦がこの疑問を検証してみました!
シュミレーション条件
資産額2,000万でのFIRE(セミリタイア )が可能なのか?をシュミレーションするにあたり下記を前提条件で試算していきたいと思います。この前提条件は前回と一緒ですね。
FIRE(セミリタイア )を目指している方は基本的にはこの4%ルールをベースにプランを設定する人が多いと思います。
また、現金を切り崩していく逃げ切り戦略は何歳まで生きるのかによって大きく数字が異なるため、プラン設定が大変難しく、年金も退職する年齢や収入によって変動があるため今回は考慮しないで計算していきます。
資産2000万の貯め方
そもそもこの資産2000万というのはどうすれば貯められるのか?という事ですが基本的には日々資産を積み立てる他、達成することはできません。
もし、現金で20年かけて貯める場合は月々約8.4万円程度の金額必要となります。
また、投資で20年かけて運用率4%の場合で達成を目指す時には、月々約5.5万円程度の金額が必要となります。
一定水準の年収が上が有れば決して不可能では無い積立額ですね。もし、年収的に厳しい方は転職などでベースとなる本業年収を上げる必要があり、逆に年収は高いが浪費が大きい方は節約を上手に行っていく必要があります。
節約が苦手な方はこちらの記事がおすすめです⬇︎
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資産2000万での生活費
2000万の投資資産が年間で4%の運用益を出してくれると年間での利益は80万円になります。
つまり、月の生活費は約6.6万円です。

前回の資産額1000万の時と比べると月の生活費が2倍になっている!

資産運用は基本的に分母が大きければ大きいほど威力が増していきます。前回の1000万では正直こんな程度か〜って感じた方も月6.6万という数字を聞くと結構テンション上がりますよね↗️
但し、一般的な生活水準を求める方はまだまだこの金額ではFIRE(セミリタイア ) は難しいです。
ちなみに、下記が一般世帯における生活費になります。
独身 | 夫婦 | 夫婦+子供1人 | |
食費 | 40,331 | 75,258 | 83,430 |
住居 | 20,847 | 17,094 | 17,094 |
電気/水道 | 11,652 | 21,951 | 24,335 |
保険/医療費 | 7,666 | 13,933 | 15,446 |
通信費&交通費 | 20,989 | 43,632 | 48,370 |
その他 | 62,296 | 121,511 | 134,705 |
合計 | 163,781 | 293,379 | 323,379 |
*政府統計の総合窓口e-Stat参照
*夫婦+子供1人のデータになかったので、月3万円負担を増としてこちらで試算
一番支出が低い単身世帯では163,781円が必要となるため、月6.6万では約10万円ほどお金が足りないですね。
そうなると、前回の資産1,000万円超ミニマリストプランならこれでもFIRE(セミリタイア )は達成できますが、恐らく大多数の方が望んでいる生活では無いと思いますので、足り無い約10万円という費用は労働収入で補う必要があります。
必要な労働時間は?

月6.6万円の投資運用益に加えて、アルバイトやパートなどでどれ位働けば良いのか?シュミレーションしてみましょう。
1ヶ月に必要な生活費が一番低い単身世帯の163,781円として、先ほどと同じで投資収入が月6.6万円入る場合、残り97,781円をアルバイトやパートなどで補うことになります。
この97,781円という金額はもし時給1,000円で労働した場合1週間あたりの24時間になります。これは週3日間勤務で1日8時間働けば良いことになります。
あくまで必要最低限度の生活費にはなりますが、週3日程度の労働で一般的な家庭における生活水準で生活ができるようになりますね。

これは資産2000万円でFIRE(セミリタイア )はできる!と言っても問題無いですね!!!

確かに、数字上は可能と言っても良いかもしれませんが、いくつか注意点はあります。

注意点?

次のパートではこの注意点について説明していきます。
資産額2000万でFIRE(セミリタイア )のリスク
”生活費163,781円を投資収入月6.6万円+不足額97,781円をアルバイトやパートなどで補う週3日間勤務で1日8時間働けば良い”というシュミレーションにはいくつか注意点があります。
住宅費
そもそもこのデータにある住宅費が20,847円というのは平均値であり、中央値ではありません。要するに、実家暮らしや持ち家など住宅費が掛からない人達が平均値を下げているのです。実際賃貸で家を借りたり家を買ってローンで支払いをする場合、この金額で家を借りるのはかなり難しいと言えますね。
故に、このこの達成というのは持ち家がある人や地方田舎暮らしでこの約2万という費用で住宅費を抑える事が可能な方だけになります。
家族構成の変化
今回のシュミレーションでの生活費は独身(単身)世帯での必要金額で設定しております。故に、もしFIRE(セミリタイア )を達成したあとに結婚をしたり、子供ができた場合、必要となる資産額は大きく変動してFIRE(セミリタイア )生活は終わりを迎える場合が多いでしょう。
また、結婚以外でも単身(独身)の寂しさからペットを飼いたいなど心境の変化が発生して場合も月にかかる費用は増えていきます。
投資収入の変動
2,000万円の投資資産から4%の運用益を得る事ができなくなる場合もあります。例えば、高配当株から運用益を得ている場合は投資対象の会社が減配などをすればもちろん配当額は下がるリスクはあります。また、同様に不動産投資の場合も入居者がいなくなれば収入は入らなくなりますね。
故に、FIRE(セミリタイア )をするための基盤収入として投資収益をベースにする場合は、できる限りの分散投資をする事をおすすめしたいです。
FIRE(セミリタイア )を目指す殆どの方は株式投資か不動産投資のどちらかで資産を積み上げる想定をしていると思いますが、個人的には両方に資産を分散しておいた方が良いと考えております。
FIRE(セミリタイア )後に失敗や後悔したく無い方こちらの記事もおすすめです。
まとめ
ここまでが今回のテーマ”資産額2000万でのFIRE(セミリタイア )は可能なのか?”でした。
最後にこの記事のまとめを書いて今回のテーマを終わりとします。
✔️資産額が2000万あれば週3日8時間の労働で達成できる
✔️但し、単身(独身)&持ち家に限る
また、FIRE(セミリタイア )についてもっと詳しく知りたい方は合わせてこちらの記事もおすすめです。
目標がFIRE(セミリタイア )で無くても仕事やお金に対して正面から向き合って変化を起こすことは大切です。
小さな一歩でも積み重ねれば大きな変化となります。まずは、最初の1歩を踏みだし一緒に頑張りましょう。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。

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